一流企業の会長の息子として生まれた自分は、幼いころから苦労せず遊び呆けて過ごしてきた。だがそんな父も歳で引退が近い。今後を考え跡取りの自分を社長として無理やり決定させた。仕事など何もできないが、父の秘書として働く『しおりさん』が全てフォローしてくれているおかげで何とかなっている。冷静沈着、淡々と仕事をこなす彼女は自分の憧れ。ただでさえ嫌な仕事、しおりさんが常に近くにいてつい邪な気持ちが出て集中できない……。「会社の為です、いつものように処理させてもらいます」と、しおりさんは今日ももう一つの仕事をしてくれる。